カレン族シルバー 魅了する赤 ホワイトハート アンティークビーズ 
ブレスレット アンクレット SV950 a05-48

時代や流行を超越した伝統美

立方体の角を削り落とした塊感あるカレンシルバーと、赤のアンティークビーズで構成したエキゾチック感漂うブレスレットです。

トダ族（南インド）の伝統的装身具を再現しました。時代や流行を超越した伝統美が息づいています。

赤のビーズはホワイトハートと呼ばれ、イリアンジャヤ（インドネシア）で先祖伝来の装身具として受け継がれてきた100年以上前のアンティークビーズです。
血のような濃い赤をしており、丸っこく肉厚で量感にあふれています。

留め具には、高品質なスターリングシルバー（SV925/イタリア製）を使用しています。デザインの邪魔にならない小ぶりで控えめなものを選んでいます。

ワイヤーをかしめるストッパーには、アルジェンティウムシルバー（SV940/アメリカ製）を現在採用しています。
一般的なストッパーより、耐久性と強度にはるかに優れ、変色しにくく、白い輝きを持続します。

メンズ/レディース兼用。アンクレットにもご利用いただけます。

カレン族の手仕事によるシルバービーズ

カレンシルバーはタイの山岳民族カレン族の手仕事により、伝統的手法で丹念に作られます。
マットな質感が特徴で、刻印一つ一つが異なる表情を持ち、素朴な温かみが心に響きます。

自然と共存する彼らの作るものには、身近に暮らす動植物や生活道具などを象ったものが多くあります。
そこには自然を畏れ敬うアニミズムの思想が流れています。

カレンシルバーの銀純度

シルバーはやわらかい金属です。
純銀では傷がつきやすく装飾品に向かないため、耐久性や強度を補う目的で銅などの金属を混ぜ合わせます。

一般的な装飾品は銀92.5%+銅7.5%の合金が用いられます。
これはスターリングシルバー（Sterling Silver）、SV925と呼ばれます。

カレンシルバーは銀95%+銅5%のSV950が用いられます。
SV925は昔ながらの手仕事には固すぎるためです。

トダ族の伝統装身具

トダ族はタミルナードゥ州のわずか2000人ほどの少数民族です。
ヒンドゥー教とは異なる独自の信仰と世界観を持っており、伝統的な習俗を色濃く残しています。
トダ族の装身具は他に類を見ない独特のデザインで、主に宗教的儀式で着用します。

均整が取れ、調和した形には神秘的な力がある

角を削り落とした立方八面体（コーナーレスキューブ）のビーズは世界中様々な遺跡で見つかっており、古代から人気があったようです。

コーナーレスキューブは8つの三角形と6つの四角形で構成されます。
2等分すると切断面は六角形になり、球体に収めるとすべての角が内側に接する均整の取れた形です。

古代ギリシャ人は均整が取れ、調和した形には神秘的な力があると考え、完璧な図形を探し求め数学を発展させました。

インドにはヤントラと呼ばれる幾何学図形があり、神秘的な力を持つと信じられています。
宗教的儀式や護身符に用いられ、三角形、四角形、六角形、円などで表現されます。

これらすべての図形を含み、ヤントラを体現したような形がコーナーレスキューブです。

手仕事で削り作られたビーズには完全な対称性はありませんが、多面体の持つ端麗さと不思議な魅力に惹かれるのを感じるでしょう。

世界中を魅了したホワイトハート

ホワイトハートは不透明の白いガラスの層をベースとし、透明から半透明の赤いガラスの層を重ねることで、赤単色よりもぐっと赤色が際立ちます。
中心が白いことがホワイトハートの名の由来です。

1800年代初頭のベネチアで初めて作られ、これまでとは別格の美しさから人気に火が付きました。

生命や活力を象徴する「赤」のホワイトハートは多くの人々を魅了し、世界中に交易品として運ばれました。

※入荷時期によって色味、形状、表情に個体差があったり、若干の違いが生じる場合があります。
※色はできる限り正確に表現するよう努めていますが、モニターやモバイル機器の設定、撮影時の照明、写真の拡大などの違いにより、実物よりも大きく太く、実際の色と異なって見える場合があります。

素材    

シルバービーズ SV950(銀純度95%)/タイ製     留め具 SV925/イタリア製     ストッパー SV940/アメリカ製     ステンレスワイヤー/日本製     ホワイトハートビーズ(アンティークビーズ)/イリアンジャヤ       寸法    

シルバービーズ5～6mm×5～6mm×5～6mm     ホワイトハートビーズ直径6～7mm     

サイズ全長約19cm    

生産国 日本